こんにちは!
3人の子育て中の保育士ママ・ゆでたまごです。
海外の教育現場で注目が高まっている『マインドフルネス子育て』をしています。
今回は、具体的な子どもとの場面から、マインドフル思考の活用例をお話します。
突然ですが、今この記事を見てくださっているアナタはごっこ遊びが好きですか?
正直、私は苦手ですw
年少の娘から幼稚園から帰った後、家でごっこ遊びをせがまれています。
(メルちゃんがきてから割とごっこ遊びばかりですw)
いーよーと言える日ももちろんありますが、
ブログやSNSをしたい!
夕飯の作り置きがしたい!
部屋の掃除がしたい!
そんな時、せがまれてせがまれて仕方なく付き合うと…、苦痛に感じちゃうんですよね。
先生として働いている時は「子どもとのごっこ遊び」とっても好きなんですけど…やはり「お母さん」の立場だとちがいます。
記憶力・観察力・想像力・協調性・表現力・言語力…ごっこ遊びで身につく力はたくさんあります。
- ごっこ遊びはしたほうがいい!
- ごっこ遊びは大事だから付き合おう!
いや、でも、そんなんわかっちゃいるけど…辛いんじゃい!!
そんなアナタへ向けてこの記事では、ごっこ遊びにしぶしぶ付き合う時の「心を軽くする方法」を紹介します。
”しぶしぶ”ですからねw
どうしても気が乗らない、でも付き合ってあげないと子どもが納得しない…!
そんな時にお役に立てる内容となっていますのでぜひ最後までご覧ください^^
\この記事のポイント♪/
口角を上げて微笑みをキープ
数秒でOK!子どもへマインドフルになろう♪
子どものセリフやアクションを引用する
子どもの望む役になり、
やりたいことをとり入れる!
ごっこ遊びを抜ける交渉をする
ごっこ遊びが苦痛なママへ 『乗り切るポイント2つ』
やりたいこと山ほどある…!
でもごっこ遊びから逃げられん…!
こんな状況になった時、まず試してほしい乗り切るポイント2つ紹介します。
- 口角を上げて微笑みをキープ
- 数秒でOK!子どもへマインドフルになろう
この2つを最初に試すことで、苦痛を軽くできる上に子どもは満足して解放…!そんな数分先の未来が作れるかもしれません^^
ごっこ遊びが苦痛…乗り切るポイント① 口角を上げて微笑みをキープ
まずは、顔を作りましょう。
微笑みをキープします。
そんなこと?と思われるかもしれませんが、コレ、かなり大事です。
子どもはアナタの「やりたくないな~」の心を表情や態度から感じとります。
顔や態度から”苦痛”がにじみ出ていれば「ちゃんとやってよ!!」とグズグズ…その姿にイライラ…なんて悪循環にハマりがちです。
なので、子どもから見えるアナタを想像し表情をつくります。
口角あげて「微笑み」をキープ。
すると不思議と心が和むのを感じられるかもしれません。
微笑んでいると「フェイシャル・フィードバック」という現象が起き、快の感情が生まれる効果があるんです。
子どもにも安心感を与えることができる上に、自分自身を和ませることもできる「微笑み作り」
ごっこ遊び苦痛だな…という状況になった時。まず試してみてください。
ごっこ遊びが苦痛…乗り切るポイント② 数秒でOK!子どもへマインドフルになろう!
微笑みをキープできたなら、次は子どもにマインドフルになります。
「子どもにマインドフルってなに?」
そう思われる方もいると思うのでわかりやすく説明すると、
子どもが今何を思い
何に夢中なのか注意を向ける
ということです。
数秒でもOK!
微笑みをキープしたまま、目の前のお子さんをただ見てください。
実際に今、隣でごっこ遊びをしている年少娘にマインドフルになってみると…
- パンを並べてセッティングしてる
(アンパンマンのパン工房セット) - 私にお客さんをしてほしいんだな
- メルちゃんもお客さんなんだ
- メルちゃんの腕にバックをかけたいんだな…
目の前で遊ぶ子どもを眺め、今何を思い・何に夢中なのか・何を感じているのか…に注意を向ける。
これが「子どもにマインドフルになる」状態です。
10秒~20秒行っているだけでも、子どもの「今」を感じることができます。
マインドフルネスの効果
意識をしていない時(今回だったらしぶしぶ苦痛な時)には、子どもを目の前にいろんな感情や雑念が浮かんでいたと思います。
- あー早くやめたい
- しんどい
- 早く夕食の支度したい
- 部屋の掃除もしなきゃ
- 作り置きしておきたい
- お腹空いたな
- そういえばあの話どうなったんだろう…
- 洗濯とり込まなきゃ
※私の思考や雑念ですw
このように「意識していない状態」では、自動的に脳がグルグル働いています。
マインドフルの反対、マインドレスの状態。
(デフォルト・モード・ネットワーク=自動操縦状態と呼ばれています)
実はマインドレス状態、脳はエネルギーをガッツリ使っています。
マインドフルな状態よりも20倍以上…!
でも、「子ども」に注意を向けて「今」に意識を向けたことで、マインドレス状態を抜けだせます。
エネルギーの消費を少なくし
ひと時でもリラックス状態へ
私やあなたに限らず、現代に生きるすべての人は常にマインドレス状態。
早さや効率を求めないと、仕事や家事・育児をこなせませんもんね^^;
脳は常にフル回転しています。
だからこそ、
ひと時だけでも「今」を意識し脳を休めてあげて下さい。
脳を休める=マインドフルネス
「ごっこ遊び苦痛だな…」という困った状況は、実はマインドフルネスの効果を感じる絶好のチャンス。
感情をコントロールし、脳を休め、「つい」を防げます。
微笑みの顔をつくり「今」の遊んでいる子どもを眺めてみてください。
めの前の息子・娘は今何を思い、何に夢中なのか。
子どもの今を理解できるうえに、あなた自身もリラックスすることができます。
「またやってしまった…」
そんな後悔をすることもありません。
子どもも「ママに遊んでもらえた!」と満たされ親子の関係はますますよくなり、子どもの健やかな成長をサポートできます。
ごっこ遊びが苦痛なママへ 乗り切る『関わり方のコツ』4つ
微笑みをキープ…忘れていませんか?w
口角を上げ、子どもにマインドフルになる。
その上で「ママとごっこ遊びできた!」と子どもの心が満たされ、一人遊びに夢中になりアナタがしたかったことを行える…
そんな未来を実現するための効果的な『関わり方のコツ』を4つ紹介していきます。
ごっこ遊びが苦痛…関わり方のコツ① 子どものセリフやアクションを引用する
まず1つめに「子どものセリフやアクションを引用する」です。
ごっこ遊びをしている時、子どもは色々セリフを言ったりアクションをかけてきますよね。
ごっこ遊びの中では、出かけたりご飯を食べたり、戦ったり空を飛んだり…色々な姿があると思います。
その言葉や姿をそのまま引用して、セリフを言ったり相手をします。
- ○○してるんだね
- ○○なんだ!いいね
このテンプレを基本に、
- お出かけ行くんだね
- 戦ってるんだね、いいね!
子どもの言葉や姿を引用するだけなので、しぶしぶ苦痛の中でも簡単にできます。
微笑みをキープを忘れずに。
あとはできるだけ「いーよ」と受け入れ、役になってあげることで少しずつ子どもの心は満足していきます。
苦痛な時こそ、お互いのためにこのようなテンプレ・コツを使っていきましょう!
ごっこ遊びが苦痛…関わり方のコツ② 子どもの望む役になり、やりたいことをとり入れる
関わり方のコツ2つめは「子どもの望む役になり、やりたいことをとり入れる」です。
ごっこの世界観が理解できないこと、ありますよね^^;
子どもの望むごっこの役がわからなければ聞いてしまえばいい!
「ママはどうしたらよいかな?」
どんな役回りか、どんな台詞回しか、アシストしてくれます^^
また「ごっこ遊びにやりたいことをとり入れる?意味わからん!」そんな方もいると思うので、具体例を交え説明します!
ごっこ遊びにやりたいことをとり入れる具体例
例えば…
- 子どもはアナタに戦いごっこでヒーロー役をしてほしい!
- アナタは洗濯ものを片付けたい!
この状況の場合、
「洗濯物をたたむ任務をしなくては…!一緒にやってくれないか?!」と提案しヒーローになりきりながら、洗濯物をたたむ方向にもっていく。
- 子どもはアナタに学校ごっこの先生をしてほしい!
- アナタは夕飯の支度がしたい!
この場合、
「今日はお料理教室の時間です!」と提案し「先生のお手伝いをしてくれませんか?」と先生になりきりながら料理ができるようにもっていく。
コツは、子どもが望む役になりきること。
その上で提案してみること。
また、やりたいことが料理や洗濯などの家事であれば、一緒にできる方向にもっていく。
もちろん提案が通らず、いい意味で諦めてごっこ遊びにお付き合いする時の方が多いのですが…w
子どもの要望とアナタの希望がパズルのピースのようにハマる時があります。
「しぶしぶ苦痛…」なんて気持ちは吹っ飛んで心の中でガッツポーズ。
ノリノリで役になりきりながら、自分のやりたいことを行える上、子どもにとっても「楽しい」時間となります♪
ごっこ遊びが苦痛…関わり方のコツ③ ごっこ遊びを抜ける交渉をする
微笑みをキープしつつ、ごっこ遊びに付き合うことで子どもの心は少しずつ満たされていきます。
そのタイミングでごっこ遊びを抜ける交渉してみましょう。
「じゃあ○時までね!」
と、いきなり言っては「ヤダ!」となりがちなので…
微笑みをキープしつつ、役になったまま、子どもの気持ちに寄り添いながらあなたの想いを伝え子どもに問いかけてみましょう。
困ったな…
まだ(子ども)と遊んでいたいけど
(役)は料理を作らねばならない。
どうしたらよいかな…?
子どもは優しいのでアナタのしたいことを察して「じゃあ○○したらいいよ!」と色々考えてくれるかもしれません。
もちろん、あなたの気持ちを察して「ダメ!まだ遊ぶ!」と言われるかもw
その時は、「いーよ、まだ遊ぼう」と返事をし「ちょっと考えておいてくれると嬉しいな」などと一言添えておきましょう。
時間を提案しアラームなどをセットしてみるのも良いかもしれません。
表面上は「ヤダ!」と拒否していても、心で聴き考えてくれています。
「ママと遊びたい」気持ちに寄り添い
アナタの気持ちを伝え
一緒に考える
ぜひ試してみてください^^
ごっこ遊びが苦痛なママ必見!海外の教育現場で注目の『マインドフル思考』で乗りこえ方紹介! まとめ
ごっこ遊びにしぶしぶ付き合う時の「心を軽くする方法」を紹介してきました。
- 口角を上げて微笑みをキープ
- 数秒でOK!子どもへマインドフルになろう♪
- 子どものセリフやアクションを引用する
- 女優になりやりたいことをとり入れる!
- ごっこ遊びを抜ける交渉をする
どのポイント・コツも私が3人の育児の中で実践しているもの。
特に今は4才年少娘にこのような関りをしています。
また、
「ママ遊ぼ」は子どもの「ちょっと寂しい…」という小さな助けてメッセージと思うようにしています。
「心のエネルギーがちょこっと減ってきたのかな?」と。
ただただ遊びたい・疲れている・体長不良の場合ももちろんあります。
でも、心のエネルギーが満たさていればいるほど「見ていてもらえる」安心感から、一人遊びに没頭できる子が多い、と感じています。
心のエネルギーは「親」でしか満たしてあげられません。
- 大好きだよ
- お母さん居るよ
- 見てるよ大丈夫だよ
- いつでも味方でいるよ
- どんなあなたも愛しているよ
こんなメッセージを日ごろから、言葉やハグや抱っこで伝えてあげて下さいね!
このゆでたまブログの【マインドフルネス子育て】では、
- 子育てのポイント
- 関わり方のコツ
- マインドフルネスをとり入れたマインド
学校では教わらない、でも海外の教育現場では導入され始めている「マインドフルネス子育て」をゆるくとり入れています。
色々なトラブルや悩みの波が次々に押し寄せてくるのが「子育て時期」
その波にのまれることもなく、あらがうこともなく「上手にのる」ことのできるスキルが「マインドフルネス」です。
あなたの「いま」と子どもの「いま」に気づき受け入れ、あなたとお子さんだけの正解を見つけやすくしてくれます。
子どもが子どもらしく成長しあなたがあなたらしく子どもとの「いま」をもっと楽しむヒントとなれば幸いです。
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