子どもにとって適切な睡眠はとても重要!!
耳タコですよねw
家事・育児・仕事や予期せぬトラブル…
余白の少ない毎日に思うように寝かしつけができず、「子どもの夜寝る時間が遅い」悩みを持つパパママも多いのではないでしょうか。
- 寝る時間が22時を過ぎてしまう
- もっと早く寝かしたいんだけど…
- 子どもが言うこと聞いてくれない…
…モヤモヤしますよね。
そこでこの記事では、2歳頃の夜寝るのが遅くなってしまう問題を軽くする方法を紹介します。
遅寝問題について、向き合うマインドや関わり方のコツがあります。
睡眠が大事なんてわかりきってるんじゃーーーー!という方へ、お役に立てる内容となっていますのでぜひ最後までご覧ください。
2歳・3歳寝る時間が遅い影響は?
そもそも、夜寝るのが遅いとどんな影響があるのでしょうか。
まずは整理してみましょう!
2歳・3歳寝る時間が遅い影響① 子どもの体への影響
もう耳タコだと思いますが…
夜寝るのが遅いと成長や発達に悪影響があります。
以下では「成長への影響・免疫力の低下」この2つをサックリ紹介します!
成長への影響
もうご存じの方も多いと思いますが、睡眠中には成長ホルモンが分泌され子どもの発育に大きく影響しています。
成長ホルモンの分泌は、入眠後30分・午後10時~午前2時に最大になります。
いきなり話がそれますが…
実はこの「成長ホルモン」私たち大人も分泌され続けています。
その効果がなんとも魅力的!
- 日中の心身の疲れ
- ストレス軽減
- 組織を修復
- 老化の進行を抑制
「ヤバ!早く寝よ!」てなりません?w
加齢によりホルモンの分泌は少なくなるようですが、嬉しい効果ですよね♪
子どもの話に戻りますが、夜寝るのが遅い場合「成長ホルモン」は十分に分泌されません。
耳タコですが、、
子どもの健やかな成長をサポートするには十分な睡眠は必要不可欠です。
免疫力の低下
これも有名な話なので知っている方も多いと思います。
睡眠不足は免疫力を低下させます。
免疫力は子どもの健康を守るためにとても重要な役割があります。
夜寝るのが遅いことによって免疫力が低下すると、風邪や病気にかかりやすくなる傾向にあります。
参考:文部科学省
2歳・3歳夜寝るのが遅い悪影響② 日中の行動の変化
夜寝るのが遅いと、日中の子どもの行動にも影響が出てきます。
具体的な悪影響として「イライラしやすくなる・集中しにくくなる」この2つを紹介します。
イライラしやすくなる
十分な睡眠をとっていないと、イライラしやすくなる傾向があります。
大人の私たちも同じですよね。
小さい子供だとその影響は大きいもの。
睡眠不足によって感情のコントロールがしにくくなります。
そのため、
- 小さなことでもイライラしてしまう
- 友だちとトラブルを起こしやすくなる
- かんしゃくを起こしやすくなる
このような姿が見られやすくなります。
集中しにくくなる
睡眠不足により集中しにくくなる傾向があります。
こちらも大人と同じです。
夜遅くまで起きていると、疲れがたまり・集中力が低下し活動や遊びへの意欲が低下しまいます。
集団生活のなかでは、子ども自身が困る・つまづく原因になります。
また、あなたから見て「気になる姿」や「困った姿」が表れる原因にもなります。
2歳・3歳の平均的な就寝時間や理想の睡眠時間は?
では2歳・3歳の子どもの就寝時間の平均や理想はどのくらいなのでしょうか?
以下でそれぞれ紹介しています!
2歳頃の夜寝る時間 平均的な就寝時間は?
参考になるグラフがあります。
【0~2歳児の子を持つ親への調査2021】
引用抜粋:江崎グリコ
こちらは800人の0~2歳の平均就寝時間を調査した結果となります。
この表からは平均的な就寝時間は20時~22時。
22時以降に就寝している子どもも全体の1/5程いることがわかります。
2歳・3歳の夜寝る時間 理想的な睡眠時間
厚生労働省のサイトによると、
お昼寝を入れて10〜12時間です。
あまり知られていませんが、世界的な調査データでは日本は「睡眠時間が一番短い国」という報告もあります。
また、厚生労働省の統計データによると、ママの1週間の労働時間別に子どもの就寝時間の統計データをみると、、
午後10時以降に寝る子の割合は、母の労働時間が長いほど高くなっているようです。
耳が痛いですよね…。
私は専業主婦でしたが、、寝かしつけをさぼって22時以降になる事はざらにありました(小声)
夕方に寝てしまったり、お昼寝が長引いたり、保育園でお昼寝をガッツリして元気があり余っていたり…その日・その家庭・その子どもで事情がそれぞれあるので…
あくまで「参考まで」に受けとっておきましょう!
2歳・3歳夜寝るのを早寝にするヒント3つ
とはいえ…
働いているママ・専業主婦ママ関係なく「子どもを早く寝かせたい」という想いは一緒。
早く寝かせることができれば、
- 子どもにとっては心身の健やかな成長
- 大人にとっては自分の時間の確保
私たちにも子どもにもメリットがあります。
そこでここからは、早く寝かせるためのヒント3つを紹介していきます!
- 起床の工夫
- 日中の遊びの工夫
- 睡眠時間の工夫
もう耳タコでしょうが、、w
この3つを改めておさえましょう!
起床後日光を浴びる
早く寝かせるためのヒント1つめは、起きた直後に日光を浴びることです。
シャッターやカーテンを開け、寝室に外の日差しを入れて脳を目覚めさせます。
体内時計が「朝」にセットされるので、「夜は寝る」リズムが整います。
小さい時は「お外見て、のびのびしよう~!」と誘っていました。
また、起きる時間を早めるのも効果的です。
理想は、
- 10時間~13時間の睡眠
- 朝7時ごろ
子どもの寝た時間に合わせておこしてみる。
もしくは、起きてほしい時間から逆算して、寝かす時間を決めると試しやすいかもしれません!
外遊びをたくさんする!
2つめは、外でたくさん遊ぶ!です。
皆さんもうお分かりだとは思いますが、、
それでもとっても大事な入眠のための『カギ』となるのであえて挙げさせて頂きました。
現代の子どもたちは外遊びの機会が少ない…なんて話聞いたことがあると思います。
遊べる環境や遊びの多様化で、外遊びの機会がほんとーに減っていて35年で30%も減少しているそうです。
コロナもあって…仕方ない、のかもしれません。。
でもだからこそ、子どもが夜スムーズに入眠する生活リズムにするために外遊びが重要なんです!
日中の間に十分に体を動かすことは、
- エネルギーの消費
- 情緒の解放によるストレスの発散
こんな効果があります。
ここには書ききれない効果がもっともっとあります。
夜の入眠を早め、「夜寝ない…」悪循環を断ち切れる可能性は十分すぎるぐらい秘めています。
なのでまずは「ちょこっと外で過ごす」ところから、ぜひとり入れてみて下さい♪
(↓外遊びのメリットを熱く語っています!)
お昼寝と夜トータルで寝れてればよし!
起床時間を早めたり・外でたくさん遊ぶとお昼寝してしまい逆に寝付かなくなっちゃうじゃん!
おっしゃる通り。その通りです。
- お昼寝しすぎて夜寝ない…
- 夕方以降に寝てしまい夜に起きた…
子育て中「あるある」ですw
この記事の「早く寝かしたい」主旨とは少し外れてしまいますが、、
そんな時は「広く」睡眠というものをとらえてみましょう。
夜とお昼寝合わせて、
トータルで10~13時間
寝れてればよし
こうとらえていきましょう!
「夜早く寝かせなきゃ!」から解放されて、気持ちが軽くなります。
そんな日もあります!!
「夜早く寝て、朝早く起きる」このサイクルはもちろん理想です。
「夜は成長ホルモンが出るしそこは寝かしてあげたい…!」
そう思われるのも子を思う親ならば当然。
でも…
それにとらわれ過ぎると「寝かせなきゃ…!」と気持ちが焦り、イライラやストレスの原因になってしまいます。
それこそ、子どもへ悪影響です。
子育て中一番大事なこと。
それは「ママの気持ちの余裕と笑顔」です。
お昼寝も夜も睡眠には変わりありません。
「お昼寝と夜「合わせて」10時間~13時間寝れてればOK!そんな日もあるさ!」
このくらいの気持ちで子どもの睡眠と向き合ってみて下さい。
余談ですが…
私はこのマインドになる前、夜寝かしたくて親都合の悪あがきをよくしていました。
- お昼寝中途中で起こす
- 早めにお昼寝させる
- 寝かさないように頑張る
なんてこともよくやっていました。
上手くいく日もありましたが、
寝なくてイライラ…
起きなくてイライラ…
なんて日も多々。
寝かしつけ後の自分の時間は減ってしまいますが…
「昼寝と夜、トータルで寝れてるからいっか」
このくらいの心持ちに今は落ち着いています^^
寝るまでの環境と流れをととのえる
寝るまでの環境は、照明を落とし笑顔の時間を作ります。
寝るまでの流れは、
- 歯磨き
- お風呂
- 食事
- 歯磨き
- トイレ
- 布団での時間
この4つをパズルのように組み合わせてなるべく決まった流れにしていきましょう。
環境つくりのポイント
1つ知っておいてほしい入眠前の子どもの気持ち。
それは、子どもにとって寝ることは「マイナスな印象」ってこと。
大人にとって「夜寝れること」はプラスな印象ですよね(私だけ?w)
でも、子どもにとっては…
- 暗くてちょっと怖い
- ママに会えなくて寂しい
- 遊べなくて退屈
そんな気持ちを抱えています。
照明を落とし薄暗くしながらも、布団の上では笑顔のある時間を作ります。
- 絵本
- お喋り
- くすぐりごっこ
- しりとり
- クイズ
ママが笑っているだけで薄暗い寂しくて退屈でちょっと怖い印象の「寝ること」も、楽しみに変わります。
子どもは「安心」でき、心が満たされ安定します。
心が安定した状態での入眠は、睡眠の質も上げます。
健康状態がよくなり、遊びや集団生活もスムーズに行えるようになるかもしれません。
このような布団での時間をゴールに、
- 歯磨き
- お風呂
- 食事
- 歯磨き
- トイレ
この5つをあなたの家庭の流れに合わせて組み合わせ、なるべく決まった流れを作ってみて下さいね^^
2歳・3歳夜寝るのが遅い悩みと付き合う時に役立つマインドフル思考
布団でのママの笑顔が子どもを安心させ、スムーズな入眠や睡眠の質も上げる。
とはいえ、、
忙しいママにとって「寝かしつけ」の時間はストレスになりがちではないでしょうか。
私も同じです。
ちょうど旦那さんが帰宅してタスクがたまり始める時間帯。
- 早く寝かさなきゃ
- 洗濯干したい
- 食器洗いしなきゃ
- 弁当作んなきゃ
- 水筒用意してなかった…
- 寝たい
- 自分の時間にゴロゴロしたい…
そんな気持ちがグルグル…疲労もたまってグダグダ…。。
あーもう全部放り投げて布団に潜り込みたい…!
そう涙があふれそうになった時も何度もあります。
ちなみにわが家の旦那さんは、年に数回あるかないかの頻度で寝かしつけをしてくれます(小声)
そんな時に役だつ『マインドフルネス』を紹介します。
マインづフルネスをとり入れることで、布団の上で子どもと一緒に笑う時間をつくりだすことができますよ♪
マインドフルネスって何?
マインドフルネスとは、自分の心の状態を観察し・受け入れること。
自分や自分のまわりの世界で何が起きているか、あるがまま眺め受け入れ理解すること。
心を落ち着かせ、気持ちや思考の整理に役立ちます。
脳をリラックスさせる効果も大きく、ストレスに上手く対応できるようにもなります。
最近では子どもたちへの効果が注目され海外の教育現場でとり入れられる事例が増えています。
忙しい現代に生きる私たち親にとっても、子どもにとっても必要なスキルとして認知が広まっています。
世界の流行に数年遅れる日本ではまだまだ…このブログが一人でも多くのママに届き、マインドフルネスをとり入れ、それを子どもに伝える『マインドフルネス子育て』が広まればいいなと思っています
寝かしつけに役立つマインドフルネス
現代のママ・パパは本当に忙しく、24時間に余白がないくらいマルチタスク。
過去や未来への思考は絶え間なく浮かんでは流れ脳は常にエンジンがかかっている状態。
22時過ぎちゃった…寝かさないと…!と思っても体が動いてくれない…、、
そんな時にとり入れてほしい、お手軽なマインドフル思考があります。
『ゆっくり呼吸しながら心を観察する』
ゆっくり吸ってゆっくり吐いて…
それを繰り返しながら
そんな寝かしつけの前、ある日の私の心の中にはこんな気持ちがグルグルしていました。
- 早く寝かさなきゃ
- 洗濯干したい
- 食器洗いしなきゃ
- 弁当作んなきゃ
- 水筒用意してなかった…
- 寝たい…疲れた…
- 自分の時間にゴロゴロしたい…
- 全部放り投げて布団に潜り込みたい…!
まずは「自分にマインドフル」になり、「いま」の心の状態を眺めます。
「あ~私は”いま”こんな心の状態なんだ~」
良し悪しつけず、その心をそっと受け入れます。
マインドフルネスの時間を数秒~数分とったことで、脳を休めリラックスさせることができます。
子どもへマインドフルになる方法は簡単です。
- 子どもと過ごしている時に
表情や仕草を眺め観察します - 心に浮かぶ思考や雑念は横に置いておき、
めの前の子どもに注意を向けます - 見えたそのままを受け入れます
こう子どもへマインドフルになることで、
- 子どもが何を見て
- 何を感じているか
わかり理解に繋がります。
子どもの心は表情や仕草に現れているので「ひと時」の「ちょっとの意識」で簡単に見ることができます。
2歳3歳夜寝るのが遅い悪影響は?平均や理想・すぐ試せる早く寝かせる方法を徹底紹介! まとめ
2歳・3歳夜寝るのが遅いことで起きる悪影響や、平均的な就寝時間・理想の睡眠時間・改善策・その悩みと付き合う考え方を紹介してきました。
私も「早く寝かせないと…!」と焦って子どもを急かしてしまい、子どもとうまくいかずにモヤモヤ悩んだ経験があります。
子育てって真剣に向き合えば向き合うほど消耗しますよね…
なので、まとめでも触れましたが、
「元気ならよし!生きてればよし!」
その心持ちでできるところからちょこっとずつ早寝の工夫をしてみましょう!
最後に私が参考にしてる書籍を紹介します。
子どもの困った姿や理解しにくい姿に対して科学的に証明されたヒントがわかりやすく紹介されています。
Amazonオーディブルの体験で、無料で読むことができます。
ぜひ活用してみてくださいね!
最後までお読みいただき、ありがとうございました!