小5息子・小2と3歳娘の子育て真っ最中の元保育士専業主婦・ゆでたまご(@y_u_d_e)です!
子どもを育てることは
とっても大変で疲れて難しいもの。
それなのに、
「子育て」を教えてくれる先生はいないし、そんな機会もありません。
助けてくれる人がすぐ隣にいるわけでもなく、全て親任せ・手探りが現代社会の現状です。
だから…頑張り過ぎてしまう パパ・ママさんが沢山います。
怒りたくて怒ってるママ・パパはいません。
感情の起伏は子どもにそれだけ真剣に向き合ってるその証です。
失敗と反省と振り返り…
これを繰り返しながら子どもと一緒に「親」として成長する。
それでいいんです。
今回は子育ての基本シリーズ
子育てはしつけじゃない
全てのパパママへ知っておいてほしい
子育ての目標と基礎のキソについて触れていきます。
子育ての目標
子育ての基礎
子育ての基礎のキソ
ゆでたまごの自己紹介
子育ての目標
子育ての目標「自立すること」
でも改めて考えたらわからないかも。「自立」ってどーゆー事なんだろ?
なので「自立した大人ってどんな姿なのか?」をまずは確認していきましょう!
「自立した大人」ってどんな姿?
子どもにとって「自立した大人」のお手本は、
一番近くにいる「親」あなたです。
【我が子が目指す自立した姿】
- 自分の体と心のメンテナンスができる
- 自分の意志をで、判断し決められる
- 人を信頼しコミニケーションがとれる
- 基本的な生活習慣が身に付いている
- 社会的・道徳的ルールを守れる
でも、
「知っておくこと」がとても重要です。
親子一緒にこの姿に向かいながら、
親はお手本を見せ・繰り返し伝えていく事
これがしつけの部分となります。
「自立へ向かおうとする力」
これはお子さん自身、生まれながらに持っています!
体の外側の傷が自然と治るように、
人には良い方へ向かう力を持っています。
首が座る・歩く・走る・食べる・身の回りのことをする・人と関わろうとする…成長と共に個々のペースで子どもは自ら意欲を持ち力を発揮していきます。
子育ての基礎
【親が子どもにできる事・役割2つ】
- 心を安定させること(メイン)
- しつけ(サブ)
1つづつ見ていきましょう。
心を安定させること
心の安定は、心と体の成長の土台です。
こどもが芽に例えるなら、私たち親は土。
安心して好きな所に根を伸ばせるという事は、
心の向くままに興味関心が向き意欲的に取り組めるということ。
土は親・根は子どもの心
目で見えない根の部分を整える事、
これが親の役割で一番大切なことになります。
親にしか、できない事です。
関連記事
≫ 心を安定させるかかわり方
しつけ
【しつけが身に付く心の成長の順番】
心が安定している
↓
しつけが身に付く
先ほどの木の成長に例えるなら、
しつけの部分は土の上。
日光や雨風の部分となります。
根っこが広く深く太く土に伸びていれば、
栄養を土からもらい幹を太くし枝を増やし葉をたくさんつけ、
どんな雨・嵐・日照りなどにも耐える強い木となります。
それはすなわち、
心が安定していれば、
生きるために必要なしつけ的なことを意欲的に身につけ
多少の事ではへこたれない心の強い子になるという事です。
そもそもしつけとは?
そもそも「しつけ」とは、
具体的にどんな事なのか改めて見てみましょう!
- 自分の体と心のメンテナンスができる
- 自分の意志をで、判断し決められる
- 人を信頼しコミニケーションがとれる
- 基本的な生活習慣が身に付いている
- 社会的・道徳的ルールを守れる
先程触れた↑に関係することが全てしつけになります。
【しつけの具体例】
- 早寝早起き
- 手洗いうがい
- 靴の脱ぎ履き
- 衣服の着脱
- ごみを捨てる
- 好き嫌いなく食べる
- 食器の使い方
- 姿勢を正す
- 時間を守る
- 言葉づかい
- トイレで用を足す
- 読み書きの仕方
- 約束を守る
- 片付けや整理整頓
- 公園での遊び方
- 道路の歩き方
- 命の尊さ
- 読み書き …などなど
これらを大人になるまでに教え伝えることがしつけです。
しつけの鉄則ルール
心が安定していても、
しつけ的なことを身につけることは子どもにとってとっても難しいもの。
- 脳や体の発達が未熟
- 経験がない
- 体が小さい
このような理由により、
同じ失敗を繰り返します。
関連記事
≫ 脳の発達について
ここを知らない・忘れているママパパが多いがために、
子育て時間が辛くしんどく感じている場合があります。
【しつけの鉄則4つのルール】
- いい意味で期待をしない
- できない事があたり前
- しつける(教える)時は穏やかに淡々と
- 何度でも何度でも繰り返し
- 「やろう」という意識を見て言葉や態度で認める
正直、根気がいります。
多くの場合、根気の必要なパパママの方も下記のように万全の体調・環境ではありません。
【子育ての親の環境】
- 産後体力が戻っていない体・心(ママ)
- 命を育てる育児への不安
- 疲れが取れない生活リズム
- 孤独や焦りを感じやすい孤立した家庭
関連記事
≫ 子育てが難しいと感じる原因を整理
この環境の中で、
自分のメンテナンスをしつつ、
子どもの心を安定させながら生活をし、しつける…
子育ての基礎のキソ
今までお話してきました親の役割である、
- 土台となる心の安定を最優先する
- しつけを穏やかに淡々と繰り返し行う
これを実現するにはこのようなことがまずは必要です。
パパママの心の余裕
笑顔・穏やかさ
子どもの為にと時間を使うのも親として素敵なことです。ですが、一度自分の気持ちを振り返ってみて下さい。
- 我慢している
- 疲れてしまっている
子どもを優先しすぎてこのような部分はありませんか?
小さければ小さいほどパパママの行動は制限される部分が多くなると思います。
ですがその、子どもありきの生活の中で、
「自分が子どもと笑顔で過ごせる時間の使い方」
これを見つけ、生活に取り入れていくことこそが最優先すべき子どものためにできる事なんです。
それが子育ての基礎のキソ。
一番最初に整えたい部分です。
おわりに…
いかがでしたか?
- 子育ての目標
- 子育ての基礎
- 子育ての基礎のキソ
この部分をお話してきました。
でも、それはとても素敵なことです!「お子さんに真剣に向き合っている」ということですから!
実は…以前の私、典型的な「頑張りすぎ」でした。
気づくとしつけの声掛けばかり。子どものために…とママ友付き合い・公園巡り・サークルに所属…すべてに一生懸命でした。うつになりかけた時期も、息子が嘘をついたり問題行動をとったりと激しく落ち込んだ時もありました。
でも、
- しつけより心の安定が大切
- 私の笑顔は子どもたちの幸せ
この2つを意識し出してから、時間はかかりましたが私も子どもたちも 家が心地よいものになっていきました。
ギスギスしていた雰囲気はなくなり自ら学校の話をしてくれ、身の回りのことも勉強も学校生活も意欲的になりました。
嘘もなくなり自分の意見をぶつけてくれるようになりました。
具体的なかかわり方については↓記事で触れています!
関連記事
≫【子どもとの接し方がわからない…】心優しいパパ・ママへ
今回の話は、
繰り返しになりますが子育ての基礎中のキソ。
このお守りを持って、
一緒に子育て時間を楽しんでいきましょう!
私が我が子の子育てやこの記事を書くにあたり参考にしている書籍を紹介します。
聴く本のサービス「Amazonオーディブル」や「kindleアンリミテッド」を使えば無料で聴ける・読めるものもありますのでぜひ活用してみて下さい!
最後までお付き合い頂き、
ありがとうございました。
あなたとあなたのお子さんにとって
より、素敵な時間が流れますように!
2022・10 ゆでたまご